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2009年 06月 23日
テレビのない2週間はちょうどいい読書週間でした。
村上春樹氏の「1Q84」も、飛ばし読みの私には珍しく、3日間くらいかけて読みました。 村上春樹氏というと、予備校で一緒だったAくんを思い出します。 予備校生でしかも文学部狙いが集まると、何かしら青臭い文学・演劇論議なんぞやったりして、その年叶わなかった大学生気分に浸ったりしてましたが、そんなある日、 「Oさん(←ミヨレのこと)、これ読んでみて。絶対凄いから。」と、A君から渡されたのが、 村上氏の処女作「風の歌を聴け」でした。 「これまでにない文学だよ。この人は凄い、絶対売れるよ。ノーベル賞とるかもしんないよ。何が凄いってね、 左手の小指の欠如は、日常の中のアンバランス、云々(後忘れました)・・・」と、興奮して力説するAくん。 薦めに従い読みましたが、正直、私は「ふーん」って感じでした。 と、いうより、異質なものを感じて、なじめないのです。読み心地が悪いというか。 それ以降の作品も「アンダーグラウンド」以外は一度は目を通しましたが、どうも私にはしっくりこなくて。 これだけの物語を創出する凄さはわかりますが、私のアタマでは理解不能。 大学生のときに「ノルウェイの森」がブレイクしましたが、そのときも、熱狂する友達たちに「何がそんなにいいの?」と聞いてどん引きされてました。 ま、そんなことはどうでもよく、 「Aくんの眼力、感受性は凄かった、ホンモノだった、」ってことです。 Aくんは今頃どうしてるのかなあ・・・? ・・・・で、地デジ。うちにも今日やっと来ました。 テレビって、なければないで不便ではありませんが、「臨場」と「BOSS」の最終回は見られるので、まあ良かったかな。
by miauler0212
| 2009-06-23 16:20
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